ヘア&フェイシャルサロン「Re+」代表
美容師歴22年。東京都板橋区で髪質&肌質改善を専門とするヘア&フェイシャルサロン「Re+(リプラス)」を運営しています。
Re+(リプラス)では、お客様のご要望・なりたい髪色に応じて、いろんなカラー技法を使い分けします。
頭皮に負担をかけず、傷んだ髪でも染める前よりもっと良いコンディションへ整えるのが得意です。
髪のダメージが原因のゴワゴワ・パサパサなどで悩んでいる方には、大変喜ばれます。
この記事では、リプラスにおけるベージックな染め方を例にあげて、具体的なカラーリングの手順をご紹介します。
髪を濡らしてから、髪の専門的な補修ケアをします。とはいっても、やることはシンプルです。
髪の状態に合った補修剤を選んで、十分な量を髪に浸透させます。ダメージの度合いによって、色んな補修剤を使い分けします。
上記は一例です。髪にハリコシが必要なのか、しなやかさが必要なのかといった仕上がり感も考えて選びます。
頭皮が特にしみやすい方には、ヘアカラー前に、地肌へ頭皮用の保護オイルを塗ります。
リプラスのカラー剤には、高い頭皮ケア効果がある(=頭皮に付けたほうが良い)ので、これは特に敏感な頭皮の人向けです。
もしも頭皮用保護オイルを塗らなかったとしても「頭皮にしみないし、ツンとした臭いもない」と言われます。
育毛へのアプローチなど、積極的な頭皮ケア効果のために、地肌へもカラー剤を付けて塗ります。
3週間に1回くらいのスパンで染めている方からは「髪がしっかりしてきた」と言われることも。
理由があって、カラー剤を頭皮に付けない場合は、根元2ミリ空けて塗布します。
リプラスでは基本的に、「根元用のカラー剤」と「中間~毛先用のカラー剤」を別々で用意して、塗り分けします。
短期間で繰り返し染めても髪の健康を維持・改善できるので、毎回フルカラーをされるお客様が大半です。
前回染めた部分の色がキレイで、変える必要がない場合は無理に色を入れませんが、専門的なケアは同様に行います。
髪内部を密にして「髪を染めるたびに傷む」状態から「染めるほど髪が良くなる」に変えるためです。
全体を塗り終わったら、乾燥防止のためにフンワリとラップして時間を置きます。
頭頂部付近に熱がこもると、色ムラの原因になるので、ラップはピッタリと貼り付けません。
全体を塗り終わっていから、平均15分くらいでシャンプー台へ移動します。
パーマも同時にされる方など、滞在時間が長いお客様にはハーブティー(ペットボトル)もお出しします。
カラー剤の放置時間は、次の施術の準備をするか、特に準備の必要がないときは、何気なく会話をしていることが多いですね。
このお客様は、初めてフェイシャルエステを受ける方だったので、これから使用するスキンケア品についての説明をしました。
シャンプー台でカラー剤の乳化処理を行い、発色を安定させつつダメージの原因成分が残らないようにします。
使用するシャワーは、炭酸スパと似た効果がある「マイクロバブルシャワー」です。
また、ブリーチ後に色味を乗せる場合は、シャンプー台で2回目のカラー工程を、すべて済ませられる場合も。
大幅に時間短縮できます。
通常、ヘアカラーは30分前後の置き時間を必要とします。リプラスでは、なるべく短時間で発色するように、調合で独自の工夫をしています。
カラー剤をしっかりとすすいだ後、ダメージケア効果の高いオリジナルシャンプーで洗います。
シャンプーのやり方は「ガシガシ系」ではなく、髪と頭皮に負担の少ない「もみ洗い系」です。
カラー剤の不要な成分が残らないように、専門的なケア成分で後処理を行います。
髪の状態や、施術した内容によって以下の成分を使い分けします。
後処理ケアののち、持続性があるトリートメントをします。
リプラスのヘアカラーでは、一般的なサロンでは追加料金をいただく集中ケアの内容が、標準サービスです。
そのため、「美容院でお金を払って受けるトリートメント」を受けていただく必要がありません。
一般的なアウトバス(洗い流さないトリートメント)は、主に油分を補給します。
リプラスでは、ヘアカラー後に抗酸化成分や、セラミドなどが配合された特別なアウトバスを噴霧します。
絡まりやすい髪質でもスルッとクシが通り、内部の補修効果までできるケアです。
ハンドドライ後、あまり引っ張らないブローをしてから、仕上げのスタイリングをします。
以上が、東武練馬の美容室リプラスにおける、標準的なヘアカラーの行程です。
ヘアカラーする髪の前後に必要な補修成分を入れつつ、ダメージレスで頭皮ケア効果にも優れたカラー剤で、髪と頭皮をいたわりながらカラーリングします。
髪のダメージを減らすために、リタッチ(根元染め)のみで繋げるのが、一般的なサロンにおけるダメージ予防のケア。
トリートメントが得意な美容室リプラスでは、「守る」だけでなく「良くする」ケアまで踏み込みます。
「髪を良くする効果」が、「ダメージさせる力」に勝れば、繰り返し全体カラーをしても、髪はゴワゴワにならないからです。
繰り返し染めるほどに分かる補修ケア効果の持続性を、ぜひ実感してみてくださいね。