ストレートネックにヘッドスパは効果的?平背との関係と、美容師が行うアプローチを解説

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この記事を書いた人
角谷

ヘア&スパサロン Re+(リプラス)代表

美容師歴25年。東京都板橋区・東武練馬で、ヘッドスパ・カット・カラーを専門とする完全貸切サロンを運営しています。髪と頭皮と体のケアを、化学と身体構造への関心から深めてきました。

こんにちは。Re+(リプラス)代表の角谷です。

「ストレートネックと言われたけれど、ヘッドスパで改善できるの?」という疑問をお持ちの方に向けて、美容師として多くの方の首・背中の状態を見てきた経験から、できるだけ具体的にお伝えします。

この記事では、ストレートネックの話だけでなく、セットで起きやすい平背(へいはい・フラットバック)についても解説します。

「平背」という言葉を初めて聞く方も多いと思いますが、ストレートネックと平背は多くの場合ひとつながりの問題として現れます。首だけを見ていると、改善どころか悪化させてしまうこともあるので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

目次

ストレートネックとは何か

本来、頚椎(首の骨)は緩やかなC字カーブを描いています。このアーチは、約5〜6kgある頭の重さを分散させるクッションの役割を果たしています。

ストレートネックとは、このアーチが失われてまっすぐになった状態のことです。アーチがないと頭の重さを分散できなくなり、首・肩・背中の筋肉が代わりに支え続けることになります。その結果、慢性的な肩こり・首の痛み・頭痛・手のしびれなどが起きやすくなります。

スマホやPCの普及で急増しており、今や「スマホ首」とも呼ばれます。Re+でさまざまな方の首の状態を見ていると、本来のアーチを保っている方は今ほとんどいません。

「一見良い姿勢」の人に多い、ストレートネック+平背の組み合わせ

ここで知っておいていただきたいのが、**平背(フラットバック)**という状態です。

平背とは、背骨の自然なS字カーブのうち、腰から背中にかけての後方へのカーブが失われてまっすぐになった状態のことです。横から見ると背中が平らに見えます。

「背筋が伸びていて姿勢が良さそう」と思われる方に、ストレートネック+平背のセットが非常に多いです。実はこれ、間違った「良い姿勢」から起きることがあります。

背骨は本来、首・背中・腰でそれぞれ自然なカーブを持ち、全体でS字を描いています。このS字カーブがあることで、体への衝撃が分散されます。ところが、動かしやすい部分だけで姿勢を正そうとすると、カーブのバランスが崩れてしまいます。

スマホの持ち方が、首と背中を同時に崩すメカニズム

スマホを持って見る動作は、ストレートネックと平背を同時に促しやすい姿勢です。

スマホは意外と重いので、多くの方が楽に持てる片手(左手が多い)に荷重をかけたまま、首だけを下に向けて見ます。

本来、下を向く動作では首より下の背骨も連動して丸まろうとします。ところが、片手でスマホを持ち続けることで肩甲骨周辺の一部の筋肉が軽く突っ張り続けた状態になり、これが背骨の自然な前傾動作をブロックしてしまいます。

その結果、下を向く動作の繰り返しで首のアーチが失われ(ストレートネック)、一方で「腰を立てて良い姿勢にしよう」とする動作とのひずみが背中のカーブを平らにしていきます(平背)。

毎日何時間もこの動作を繰り返すことで、少しずつ体の構造が変わっていくわけです。

ストレートネックだけを矯正しようとすると危険なことがある

ストレートネックへのアプローチで注意が必要なのは、首だけを矯正しようとすると、背中への負担が増えてしまう場合があることです。

ストレートネックと平背はセットで起きていることが多いため、首のアーチを取り戻そうとすると、後ろへのカーブが足りない背中にますます緊張が偏ってしまいます。これが原因で、ぎっくり背中を起こしてしまう方もいます。

首・背中・腰は連動しています。一部だけに集中したアプローチではなく、全体のバランスを見ながら段階的にほぐしていく必要があります。

Re+のヘッドスパでのアプローチ

Re+のヘッドスパでは、ストレートネック・平背の方に対して次のようなアプローチをとっています。

① まず状態を把握する

首をぐるりと回してもらい、どこで詰まるかを確認します。左右の傾きがある場合は、筋膜の収縮がどこで起きているかを予測します。

一見良い姿勢に見える方の場合は、腰の反り方も確認します。反り腰・平背・ストレートネック・巻き肩は、ワンセットで現れることが多いためです。

② シャンプースパでリラックスさせてから、ほぐしに入る

いきなり筋膜リリースへは入りません。急なアプローチは痛みの原因になります。まずナノバブルとクリームバスのシャンプースパで体をリラックスさせ、周辺の筋肉の緊張を緩めてから、段階的に筋膜リリースへ移行します。

③ 頭部から順にほぐし、首・肩・背中へ

基本は頭部からのほぐしです。場合によって肩周辺の軽いほぐしを先に入れることもあります。頭部の帽状腱膜を段階的にリリースしてから、首の筋膜リリースへと進みます。

首から下には、筋膜を伸展させた状態を保ちながらリリースを促す手技を使います。お客様側に力を入れてもらう必要がなく、ほぐされる感覚に集中してもらえる形で進めます。

④ 平背へのアプローチ

背骨の自然なカーブを取り戻すために、普段あまり動かせていない背中周辺の筋膜にアプローチします。胸郭(肋骨まわり)が開きやすくなるようなほぐし方をすることで、呼吸のしやすさや背中の柔軟性の変化を感じてもらいやすくなります。

施術後に起こる変化

Re+でストレートネック・平背のアプローチをしたお客様からよくいただく感想があります。

「深い呼吸がしやすくなった」という言葉は、特に印象的です。平背の方は胸郭が開きにくくなっていることが多く、それが浅い呼吸につながっています。施術後に胸郭が開きやすくなることで、呼吸が変わったと感じてもらえます。

「腰の方までジンジンする感じが伝わる」とおっしゃる方も多いです。普段あまり動かせていない場所に刺激が届いている感覚で、首・背中・腰がつながっているということを、体を通じて実感してもらえる瞬間だと思っています。

ヘッドスパはストレートネックに効果があるのか

整形外科や整骨院でのストレートネックへのアプローチは、牽引・電気治療・ストレッチ指導などが中心です。ヘッドスパはそれらの代替ではありませんし、骨格そのものを変えることはできません。

ただ、ストレートネックに伴う筋肉・筋膜の緊張を緩め、可動域を広げ、首・肩・背中の連動を取り戻すという観点では、ヘッドスパは有効なアプローチだと考えています。

「首が回らなかった」「詰まる感じがあった」という状態が、施術後に変わることは実際に多く経験しています。継続的に通うことで、緊張が状態化しにくい体になっていく変化も感じていただきやすくなります。

ストレートネックで悩んでいる方の多くは、頭・首・背中を「まとめてほぐす機会」が日常的にありません。ヘッドスパはその機会を定期的に確保するための選択肢として、有効だと思っています。

セルフケアとの組み合わせについて

ヘッドスパの効果を持続させるためには、日常のセルフケアとの組み合わせが大切です。

スマホを見るときに首だけで下を向かず、目線を下げるか画面を持ち上げる。長時間同じ姿勢を続けない。これだけでも、悪化のスピードを落とすことができます。

ただ、長年蓄積した筋膜の癒着は、意識的な姿勢改善だけでは緩みにくいです。定期的な外部からのアプローチと、日常の意識改善を組み合わせることが、最も効果的です。

首・背中まで含めたヘッドスパをお探しの方へ

この記事で説明してきた、状態の把握・段階的な筋膜リリース・首から背中まで一続きのアプローチ——これらをすべて含んだヘッドスパを提供しているのが、東武練馬駅から徒歩5分の完全貸切サロン、Re+(リプラス)です。

詳しい施術内容・料金はヘッドスパ専用ページをご覧ください。肩こり・頭痛とヘッドスパの関係についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。

気になる方は、まずLINEでお気軽にお問い合わせください。

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ヘア&スパサロン Re+(リプラス)

東武東上線「東武練馬駅」東改札口より徒歩5分

営業時間:10:00〜20:00 

定休日:火曜・水曜

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