ハイライト×グラデーションのデザインカラー2選│板橋・練馬の美容院Re+(リプラス)

この記事を書いた人
角谷

ヘア&フェイシャルサロン「Re+」代表

美容師歴22年。東京都板橋区で髪質&肌質改善を専門とするヘア&フェイシャルサロン「Re+(リプラス)」を運営しています。

板橋区と練馬区の、中間くらいに位置する美容室Re+(リプラス)では、ハイライトを使ったデザインカラーも頻繁にします。

基本的には、髪型・髪色の画像を見せていただければ、似合わせや色落ちも考慮したうえで、ご希望どおりのデザインに仕上げます。

今回の記事では、筋っぽくハイライトを入れる「ウィービング」と、毛先に向かってだんだん色が変わる「グラデーション」

この2つを、同時に使ったヘアカラーデザインを2つご紹介します。

目次

ハイライト×グラデーションヘア① ミルクティーベージュ&ピンクベージュ

30代女性のお客様

ハイトーンカラーが好きなお客様です。根元のリタッチブリーチをしつつ、中間~毛先の必要な箇所へハイライトを入れています。

一度シャンプーしてから、白っぽいニュアンスを出すレシピでダブルカラーしました。

カラーレシピ
  • ファーストカラー・・・ブリーチ&ハイライト(補修ケア込み)
  • セカンドカラー根元・・・ヒュウグロス 6/MT:6/V=3:1
  • セカンドカラー中間~毛先・・・ロコル ピンク:クリア=1:1

黄色が強く残りやすい髪質なので、ダブルブリーチはせずに、モノトーン系とバイオレット系で黄色を抑えて、ミルクティーっぽくしています。

すでにブリーチされていた部分に、重ねてハイライトを入れることで、ダブルブリーチなしでも立体感を出せるように。

ダメージが重なりやすい、毛先はハイライトを外すようにして、枝毛・切れ毛を未然に防いでいます。

髪型に関しては、ワンレン系よりも動きのあるレイヤーがお好みなので、それに合わせてしっかりとくびれを作りました。

結んでも、後ろの髪が落ちてこない程度のレイヤーの入れ加減です。

ハイライト×グラデーションヘア② ネオンピンク 

30代女性のお客様

白髪が髪の毛全体の50%以上ある方で、「脱白髪染め」のハイライトカラーをしました。

ブリーチと白髪染めの繰り返しでダメージが進んでいたので、ケア成分をマシマシにしての施術です。

カラーレシピ
  • ファーストカラー・・・ブリーチでフロスティング(ケア成分2倍増し)
  • セカンドカラー根元・・・オルディーブクリスタル c13-roBG:Red=1:20%
  • セカンドカラー中間~毛先・・・IROJIKAKE チャームピンク

パネル状に、ランダムなハイライトを入れる「フロスティング」を髪全体の50%くらいに入れて、地毛と白髪がなじむベース作り。

一見雑なハイライトの入れ方に見えるかもしれませんが、色々と考えているんですよ。

もともとかなり明るい毛先は、ところどころ外して調節しています。

続いて、根元はハイライトと繋がって見えるように明るく染め、発色がスピーディで色持ちも良いピンク系で染めました。

今回は、かなり鮮やかなピンクで仕上げましたが、色持ち重視でこの濃さに。カラートリートメント系のピンクよりも長持ちする、ヘアカラー剤のピンクをチョイスしました。

いちど明るめのベースが完成してしまえば、その後はダメージレスな薬剤で染まるので、「脱白髪染め」の継続は想像よりも簡単です。

まとめ

今回は2時間以内で終わる、ブリーチオンカラーのデザインを2パターンご紹介しました。

カラー剤は常にアップデートしているので、その時々の「最新の色」を使って施術します。

たとえば同じ「ナチュラルブラウン」というカラーでも、「古いナチュラルブラウン」と「新色のナチュラルブラウン」を比べると、新しいナチュラルブラウンのほうが、透明感もあってキレイなことが多いです。

古い色にすると、老ける。新しい色にするだけで、若返る。個人的にはそんな感じがします。

とはいっても、リプラスではお客様の希望が最優先です。髪型にしても、髪色にしても、流行の押しつけはしません。

お客様から「求められているもの」を、汲み取るように意識しています。

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