サロンのナノバブルは常識になる。重要な「その先」とは

この記事を書いた人
角谷

ヘア&フェイシャルサロン「Re+」代表

美容師歴22年。東京都板橋区で髪質&肌質改善を専門とするヘア&フェイシャルサロン「Re+(リプラス)」を運営しています。

こんにちは。Re+(リプラス)代表の角谷です。

最近、美容業界で話題になっている「ナノバブル」。当サロンでも、marbb(マーブ)という機器を導入し、ナノバブル水での施術を提供しています。この小さな泡がもたらす効果を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、このナノバブルがなぜこれからの美容室にとって常識になり、そしてその「先」に何が重要になってくるのかをお話ししたいと思います。


目次

ナノバブルが美容室の「新常識」になる理由

ナノバブルとは、非常に小さな気泡のこと。この微細な泡が、髪や頭皮の汚れを吸着し、普段のシャンプーでは落としきれないような、毛穴の奥の汚れまでしっかりと洗い流してくれます。

当サロンで導入しているmarbbは、このナノバブル水を生成する機器です。正直、数十万円という導入費用は、小さなサロンにとって大きな決断でした。しかし、実際に導入し、お客様の髪や頭皮の変化を目の当たりにするたびに、「これは費用対効果が高い」と確信しています。

カラーの持ちが良くなった、パーマが綺麗にかかるようになった、髪にツヤが出たなど、嬉しいお声をたくさんいただいています。

こういった効果を実感するサロンが増えていけば、ナノバブル水は、数年のうちに多くの美容室に導入され、もはや「あって当たり前」の設備になっていくと考えています。


ナノバブル「その先」にある本当の価値

ナノバブルは素晴らしい技術ですが、実はこれだけでは「素髪に戻す効果」「頭皮クレンジング効果」しか得られません。

言い換えると、ナノバブルはあくまでも「髪を良い状態にするための下準備」にすぎません。

どんなに高性能なクレンジングをしても、その後のケアが不十分であれば、髪質を根本から改善することはできません。大切なのは、「素髪に戻したそのあと、どんなケアをするか」なのです。

ナノバブルでしっかりと汚れを落とした髪は、トリートメントなどの栄養成分がぐんと浸透しやすくなります。だからこそ、その後のトリートメントの選び方や施術方法が、これまで以上に重要になってきます。


質の違いが問われる時代へ

ナノバブルが普及し、どこのサロンでも同じようなクレンジング効果が得られるようになれば、お客様が美容室を選ぶ基準は「その後のケア」にシフトしていくでしょう。

「このサロンは、私の髪を本当に良くしてくれる」

そう思っていただけるような、独自のヘアケアノウハウや技術が、各サロンの真価として問われる時代が来ると思っています。

Re+は、オープン以来、一貫して「髪を良くすること」にこだわり、日々研究を続けてきました。新しい処理剤を試したり、最適な施術手順を考えたり、お客様一人ひとりの髪質に合わせたオーダーメイドの提案を心がけています。

ナノバブルが当たり前になった未来でも、15年間リプラスが培ってきた「髪質改善への探究心」「質の高いヘアケア」で、他店との違いを感じていただけるよう、これからも研究を重ねていきます。

髪や頭皮のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

Re+(リプラス)

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